こんにちは。
のちたままです。
今回はTwitchのレイドに置いて行かれてしまった視聴者が、自力でレイド先に行けるようにできる便利機能を紹介します。
何ができるの?
今回紹介する機能は、Twitchでレイドをした際に置いていかれてしまった視聴者向けに、レイド先のチャンネル情報をチャットに流すものです。
実際に動かしたものが以下になります。

このように、レイドをすると配信終了後にレイド先のチャンネルURLをチャット上に出してくれます。
表示名のところは、IDのままの人はIDで出ます。
日本語などで表示する名前を付けている人はその標示名が出ます。
例えば僕の場合だと、表示名「のちたまま」、ID「nochitamama」のように出ます。
この機能によって、何かしらの理由でレイドに乗れなかった視聴者も手軽にレイド先に行くことができます。
今回使うのはsery_botというチャットbotを使います。
sery_botとは?
sery_botは主にフォローbot対策に使われるチャットbotになります。
フォローbot:大量の捨てアカウントを使用して一度にチャンネルフォローをする荒らし。
sery_botを使うことで、自動でフォローbotを削除してくれたり、スパム対策をしてくれたりします。
最近はわかりませんが、1,2年前は僕の仲良い配信者さんのところにもフォローbotが押し寄せていたのを見たりしています。
スパムや荒らしの対策になるので、入れておくと便利です。
sery_botの設定方法
まだsery_botを使ったことが無い方向けに初期設定の方法を紹介します。
すでに入れている人は次に飛んでください。
sery_botの設定方法は以下の3つの手順で行います。
- sery_botをモデレーターにする
- 自身のチャンネルへsery_botの利用を許可する
- sery_botのチャンネルでコマンドを打つ
1. sery_botモデレーターにする
まずはsery_botを自身のチャンネルのモデレーターにする必要があります。
自身のチャンネルのチャットで以下のコマンドを打ってください。
/mod sery_bot
/modコマンドは後ろに書いたIDの人をモデレーターにするコマンドです。
これによりsery_botをモデレーターにすることができます。
クリエイターダッシュボードから設定する場合は、右上のアイコンから「クリエイターダッシュボード」→「コミュニティ」→「役割管理」に入ります。

右上の「追加する」ボタンを押してIDを検索し、モデレーターを付与します。

この方法でもモデレーターにすることが可能です。
2. 自身のチャンネルへsery_bot利用を許可する
続いて、sery_botを自身のチャンネルで動かしても良いようにsery_botにチャンネルに関する情報利用の許可を与えます。
設定方法は2つあります。
1つ目はsery_botのホームページへ行く方法です。
以下のページからsery_botのページへ飛び、2番のところに書いてある「Authorize the bot to your channel」のところを押します。

リンクになっているので、クリックすると認証画面にとびます。
許可したらOKです。
2つ目はsery_botのチャットにコマンドを打つ方法です。
承認できていない状態でコマンドをチャットに打つと、以下のように手順が示されます。

表示されたリンクをクリックして認証画面に飛ぶことができます。
そこで許可すればOKです。
3. sery_botのチャンネルでコマンドを打つ
モデレターへの追加、利用承認を終えたら、最後にコマンドを打ちます。
sery_botのTwitchチャンネルへ飛び、チャットに!joinと打ちます。
これでsery_botを自身のチャンネルで利用することができます。
フォローbot対策をしたい場合は追加で!followbotsと打ってください。
便利機能の設定
それでは今回紹介する機能の設定をしていきます。
今回設定するのはRaidOutAlertというものになります。
まずsery_botのチャンネルに行きます。

sery_botチャンネルのチャットで「!raidoutalert」と打ちます。
設定がうまくいくと以下のようにチャットに表示されます。

うまく設定できなかった時はチャット上に指示してくれるので、文章を読んで手順に従ってください。
例えば、botの承認がうまくいってないと以下のように表示されます。

手順にしたがって承認ができたら再度チャット上で!raidoutalertと打ち、設定がうまくいったことを確認してください。
※レイドアラートをOFFにしたいときは、sery_botのチャットで!raidoutalertoffと打ってください。
設定がうまくいくと、自身の配信終了後にチャットに以下のようにレイド先の情報を出してくれます。

これで、もし視聴者がレイドにうまく乗れなかったとしても、自力でレイド先にたどり着くことができます。
おまけ
レイドに関する機能は、他にもいくつかあります。
以下にまとめます。
- !raidsnooze:レイドをもらった時に、可能であれば広告を一時的に停止(スヌーズ)する。
- !raidsnoozeoff:上のスヌーズ機能をOFFにする。
- !raidoutmsg:カスタムメッセージの設定。
- !clearraidoutmsg:上のカスタムメッセージ機能をOFFにする。
- !noraidgoodbye:レイドを始めたときに表示されるバイバイコメントをOFFにする。
もし使ってみたい機能があったら設定してみてください。
最後に
今回はTwitchのレイド時に使える便利設定の紹介でした。
sery_botをフォローbot対策で入れている人も多いと思いますが、こういった便利機能もあるのでぜひ使ってみてください。
それでは。
Twitchにて配信活動をしています。
もし良ければチャンネルを見ていただけると嬉しいです。
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