こんにちは。
のちたままです。
今回はNightbotを使ってシャウトアウト(Shout out, so)コマンドを設定する方法です。
Twitchでは標準コマンドとして「/shoutout username(TwitchID)」が搭載されています。
しかし、紹介したい人の配信タイトルやカテゴリを表示するにはチャットボットを使用したコマンドが必要になります。
ここではNightbotを使ってそのコマンドを実装する方法についてご紹介します。
設定画面の見方
それでは早速設定していきます。
まずはNightbotのページにログイン後、左のタブから「Commands」→「Custom」を選択します。
画面右にある「Add Command」を押します。
すると次のような画面が現れます。
各項目については以下の通りです。
項目名 | 内容 |
Command | コマンドを動かすときの名前。 エクスクラメーションマーク(!)を先頭につけることが多いが、特に制限は無い。 ※先頭に記号をつけておかないと普段のチャットで暴発する恐れあり |
Message | コマンドを動かしたときに表示される内容。 Nightbotが用意している変数を利用すると様々なことができる。 |
Userlevel | コマンドを動かせる権限の範囲。 誰でも使えるようにしたり配信者だけが使えるように指定ができる。 |
Cooldown | 同じコマンドが打てるようになるためのクールダウン(秒)。 |
Alias | 既に設定されている他のコマンドを利用するときに使う設定。 コマンド名を記述する。 他のコマンドを使わない場合は空欄で良い。 |
今回は他の配信者を紹介するシャウトアウトコマンドを作るので、Aliasの項目は空欄で大丈夫です。
コマンドの設定
それでは設定に入ります。
ここでは試しに以下のように設定します。
- Command:!so
- Message:\$(touser):https://twitch.tv/\$(touser) 配信カテゴリ:\$(twitch \$(touser) “{{game}}”) 配信タイトル:\$(twitch \$(touser) “{{title}}”)
- Userlevel:Moderator(モデレーター以上)
- Cooldown:5
- Alias:(空欄)
この設定により、!soコマンドの後ろにTwitchIDを入れることによって入力した人のID、URL、配信カテゴリ、配信タイトルが表示されています。
これで、他の配信者の紹介をチャット上に流すことができます。
上記のような表示で良い方はMessageの部分をそのままコピペしてください。
\$(touser)など半角英字で書かれている部分さえ変えなければ「配信カテゴリ」などの日本語部分は変えて大丈夫です(:も全角なので変えて大丈夫です)。
コマンドの中身について
この先はコマンドの中身についてもう少し詳しく話します。
興味がある人は見てみてください。
まずは\$(touser)です。
これはコマンド名の後に書いた文字列を表示するコマンドです。
今回は「nochitamama」と打ったので、\$(touser)の部分に文字列が挿入されています。
続いて、\$(twitch ~~)についてです。
これは指定したIDの人のTwitch情報を表示するコマンドです。
基本的な使い方は\$(twitch username)です。
コマンドを打つと、指定された名前の人が配信中なら配信情報が表示され、配信してないときはオフラインという表示が出ます。
例えば\$(twitch nochitamama)としておくと、コマンドを打つたびに僕の情報が出ます。
また、このTwitchコマンドは応用として\$(twitch username “formatted string”)という書き方があります。
「formatted string」はNightbot側が用意している特定の書き方です。
今回の!soコマンドでは「game」と「title」を利用することでゲームカテゴリと配信タイトルを取得しています。
例えば、\$(twitch nochitamama “game”)としておくと、コマンドを打つたびに僕の配信カテゴリが表示されます。
今回実装した!soコマンドをそれぞれ見てみると以下のようになります。
このように!soの後ろに打った文字が\$(touser)に入っていき、\$(twitch)も動作するといった感じになります。
\$(twitch)に使えるformatted stringに関して詳しく知りたい場合は以下のNightbot公式ヘルプをご覧ください。
最後に
今回はNightBotでシャウトアウトコマンドを設定する方法についてご紹介しました。
Raidしてくれた方の紹介や、Twitch標準のシャウトアウトでは出せない細かな情報も見せたいときは、こういったチャットボットにsoコマンドを設定して使ってみましょう。
Twitchにて配信活動をしています。
もし良ければチャンネルを見ていただけると嬉しいです。
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