Nightbotの!commandsコマンドの使い方

Nightbot

こんにちは。

のちたままです。

今回はNightbotのデフォルトコマンドである!commandsコマンドの使い方をお話しします。

!commandsコマンドの使い方

まず!commandsコマンドで何ができるのかについてお話しします。

!commandsコマンドは配信者やモデレーターがカスタムコマンドの編集をするために使うコマンドです。

!commandsコマンドでできることは大きく3つあります。

  • カスタムコマンドの追加
  • カスタムコマンドの編集
  • カスタムコマンドの削除

それぞれの書き方を紹介します。

カスタムコマンドの追加

カスタムコマンドを追加するには以下のように書きます。

!commands add コマンド名 メッセージ内容

例えばコマンド名を「!greetings」、メッセージ内容を「こんにちは」とする場合は以下のように書きます。

!commands add !greetings こんにちは

実際に自身のチャットに打つと以下のようになります。

カスタムコマンドの追加に成功するとこのようにNightbotがコマンドの追加に成功したことをお知らせしてくれます。

Nightbotのページで確認すると以下のように作成されています。

基本的な書き方だとUserlevelはEveryone(全員)、Cooldownは30秒になっていることがわかります。

また、コマンド名が重複していたりすると追加ができないとエラーを吐くのでご注意ください。

カスタムコマンドの編集

続いて、カスタムコマンドの編集です。

編集には「edit」を使います。

書き方は以下の通りです。

!commands edit 編集したいコマンド名 編集後のメッセージ内容

例えば先ほど追加した!greetingsコマンドの中身を「こんにちは」から「おはようございます」に変更する場合は以下のように書きます。

!commands edit !greetings おはようございます

編集に成功すると以下のように表示されます。

ブラウザで確認するとメッセージの内容が変更されているのがわかります。

UserlevelとCooldown、Aliasに関しては変更が入っていないこともわかります。

カスタムコマンドの削除

最後にカスタムコマンドの削除です。

削除は「delete」を使います。

書き方は以下の通りです。

!commands delete コマンド名

例えば!greetingsコマンドを削除する場合は以下のように書きます。

!commands delete !greetings

削除に成功すると以下のように表示されます。

!commandsコマンドの使い方(応用編)

!commandsの使い方について、実は応用的な書き方があります。

基本的な書き方だと、カスタムコマンドの設定項目である「Userlevel」,「Cooldown」,「Alias」についての記述がありません。

応用編では、それらの項目を設定して記述する方法をお話します。

各項目を設定するには、コマンドを使う際に引数を書きます。

引数は以下の通りです。

  • -ul:Userlevel(ユーザーレベル)
  • -cd:Cooldown(クールダウン)
  • -a:Alias(エイリアス)


では実際にコマンドを作ってみましょう。

今回は以下の条件でカスタムコマンドを作ってみます。

  • Name(コマンド名):!greeting
  • Message(メッセージ内容):こんにちは
  • Userlevel(ユーザーレベル):Moderator(モデレーター以上)
  • Cooldown(クールダウン):10(秒)
  • Alias(エイリアス):(空欄)

この条件でコマンドを打つと以下のようになります。

!commands add !greeting -ul=moderator -cd=10 こんにちは

ここではメッセージ内容を最後に書いていますが、コマンド名の直後に書いても大丈夫です

実際に自身のチャットで!commandsコマンドを打つと、Nightbotがコマンドを追加してくれました。

コマンドの追加

ブラウザでNightbotの画面を開いてカスタムコマンドを見てみると実際に!greetingコマンドが追加されています。

また、先ほどの条件でコマンドが作られているのが確認できます。

!greetingコマンドの中身

※Aliasのところに!songrequestと書いてありますが、これは記入例として薄く書かれているものでコマンドには影響するものではありません。


また、この書き方はコマンドの追加(Add)だけでなく、編集(edit)の際にも使えます。

先ほど追加した!greetingコマンドを編集して、メッセージ内容を「おはようございます」、ユーザーレベルを「Owner」、クールダウンを「20」秒にしてみます。

書き方は以下の通りです。

!commands edit !greeting -ul=owner -cd=20 おはようございます

編集が成功すると以下のようにメッセージが現れます。

コマンドの編集

実際にコマンドの設定を見てみると中身が変わっていることがわかります。

編集後のコマンド設定

このように、引数を使うことでチャット上で細かくコマンドの追加や編集を行うことができます。

最後に

今回は!commandsコマンドについて紹介しました。

配信者だけでなく、配信のモデレーターをやっている方は覚えておくと便利だと思うので、ぜひ試してみてください。

それではまた別の記事でお会いしましょう。


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