Nightbotの!filtersコマンドの使い方

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こんにちは。

のちたままです。

今回はNightbotのデフォルトコマンドの一つ、!filtersコマンドについて解説します。

!filtersコマンドとは

!filtersコマンドはNightbot内のSpam Protection機能に関わるコマンドです。

Spam Protectionは禁止フレーズやスパムリンクの貼り付けなどから守ってくれる機能です。

Spam Protectionに関しては以下でまとめているのでぜひご覧ください。

!filtersコマンドを使うことで、各項目の設定を切り替えることができます。

Nightbotのページに入って設定するのが面倒な場合は、!filtersコマンドで切り替えられると便利です。

それぞれの機能の使い方

それでは!filtersコマンドの使い方についてお話します。

!filtersコマンドで設定できる項目は以下の6つです。

  • Blacklist
  • Caps
  • Emotes
  • Links
  • Symbols
  • Repetitions

各項目の共通点として、コマンドを打つ際に!filters 項目名と打つと、コマンドで設定できる項目の確認ができます。

例えば、以下の画像のように!filters blacklistと打つと、Nightbotが現在の状態と設定可能な項目を表示してくれます。


ここからは!filtersコマンドで打てる項目とコマンドの書き方について説明します。

Blacklist

まずはBlacklistについてです。

これはSpam ProtectionのBlacklist Words/Phrasesの設定を切り替えるコマンドです。

以下に設定できる項目の一覧を載せますので参考にご覧ください。

項目内容記述例
enableBlacklistのON!filters blacklist enable
disableBlacklistのOFF!filters blacklist disable
timeタイムアウト時間(秒)!filters blacklist time 600
userlevelタイムアウトしないユーザーのレベル!filters blacklist userlevel moderator
silentタイムアウト時にカスタムメッセージを出すかどうか!filters blacklist silent true
messageタイムアウト時のカスタムメッセージ内容!filters blacklist message タイムアウトしました
各設定項目の内容と記述例


silentとuserlevelに関して補足します。

silentのON/OFFに関してはtrue/falseで記述してください。

また、userlevelは以下の6つから記述してください。

Userlevelの名前内容記述の仕方
Owner配信者のみowner
Moderatorモデレーター以上moderator
VIPTwitchのVIPバッジ保持者以上twitch_vip
RegularNightbot専用レベル以上regular
Subscriberサブスクライバー以上subscriber
Everyone誰でもOKeveryone

表のうち、上に行けば行くほど制限が厳しくなります。

また、Regularに関しては以下の記事を参考にしてください。

Blacklistをコマンドで扱う上で注意点が2つあります。

1つはコマンドで設定できない項目があるという点です。

Blacklistに入れる禁止単語やフレーズはコマンドでいれることができません。

これらはNightbotのページを開いて直接打ち込んでください。

また、ユーザー名を含むかのチェック欄もコマンドで切り替えができません。

Nightbotのページで設定してください。


2つ目はチャット上での設定可能項目表示です。

チャット上で!filters blacklistと打つと設定可能な項目が出ます。

ここに書いてある、「Possible settings:~~~」はBlacklist以外での項目も含まれています。

limitは他の項目で設定できるものですので、Blacklistでは設定できないことにご注意ください。

Caps

CapsはSpam ProtectionのExcess Capsの設定を切り替えることができます。

設定できる項目は以下の通りです。

項目名内容記述例
enableCapsのON!filters caps enable
disableCapsのOFF!filters caps disable
timeタイムアウト時間(秒)!filters caps time 600
limitタイムアウトになる文字数!filters caps limit 10
userlevelタイムアウトしないユーザーのレベル!filters caps userlevel moderator
silentタイムアウト時にカスタムメッセージを出すかどうか!filters caps silent true
messageタイムアウト時のカスタムメッセージ内容!filters caps message タイムアウトしました

先ほどのBlacklistと異なり、limitの設定ができます。

また、ここから先に登場するEmotes,Symbols,Repetitionsも設定できる項目は同じになります。

Emotes

EmotesはSpam ProtectionのExcess Emotesの機能を管理します。

切り替えできる項目は以下の通りです。

項目名内容記述例
enableEmotesのON!filters emotes enable
disableEmotesのOFF!filters emotes disable
timeタイムアウト時間(秒)!filters emotes time 600
limitタイムアウトになる文字数!filters emotes limit 10
userlevelタイムアウトしないユーザーのレベル!filters emotes userlevel moderator
silentタイムアウト時にカスタムメッセージを出すかどうか!filters emotes silent true
messageタイムアウト時のカスタムメッセージ内容!filters emotes message タイムアウトしました

LinksはSpam ProtectionのLinksに関する項目です。

コマンドで設定可能な項目は以下の通りです。

項目名内容記述例
enableLinksのON!filters links enable
disableLinksのOFF!filters links disable
timeタイムアウト時間(秒)!filters links time 600
userlevelタイムアウトしないユーザーのレベル!filters links userlevel moderator
silentタイムアウト時にカスタムメッセージを出すかどうか!filters links silent true
messageタイムアウト時のカスタムメッセージ内容!filters links message タイムアウトしました

Linksはリンク制限なのでlimitはありません。

Blacklistと同様に、limitを設定しようとすると「サポートされていません」と表示されるのでご注意ください。

また、Blacklistと同様に許可するリンクの入力はNightbotのページに入って直接入力してください。

コマンドでは設定できないのでご注意ください。

Symbols

SymbolsはSpam ProtectionのExcess Symbolsの設定を切り替える項目です。

項目と記述例は以下の通りです。

項目名内容記述例
enableSymbolsのON!filters symbols enable
disableSymbolsのOFF!filters symbols disable
timeタイムアウト時間(秒)!filters symbols time 600
limitタイムアウトになる文字数!filters symbols limit 10
userlevelタイムアウトしないユーザーのレベル!filters symbols userlevel moderator
silentタイムアウト時にカスタムメッセージを出すかどうか!filters symbols silent true
messageタイムアウト時のカスタムメッセージ内容!filters symbols message タイムアウトしました

Repetitions

RepetitionsはSpam ProtectionのRepetitionsの設定を切り替える項目です。

項目と記述例は以下の通りです。

項目名内容記述例
enableRepetitionsのON!filters repetitions enable
disableRepetitionsのOFF!filters repetitions disable
timeタイムアウト時間(秒)!filters repetitions time 600
limitタイムアウトになる文字数!filters repetitions limit 10
userlevelタイムアウトしないユーザーのレベル!filters repetitions userlevel moderator
silentタイムアウト時にカスタムメッセージを出すかどうか!filters repetitions silent true
messageタイムアウト時のカスタムメッセージ内容!filters repetitions message タイムアウトしました



以上が!filtersコマンドで設定可能な機能の説明になります。

コマンドで切り替えが可能とは言え、設定できない項目もあるのでご注意ください。

最後に

今回はNightbotの!filtersコマンドについて解説しました。

スパム対策の際にNightbotのページを開かずに設定を切り替えるときに便利です。

それではまた別の記事でお会いしましょう。


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