こんにちは。
のちたままです。
今回はNightbotのカスタムコマンドで使えるSteam変数のformatted stringについてです。
以前、カスタムコマンドで使える変数についてお話しました。
今回はここで登場するSteam変数のformatted stringについてのお話です。
Steam変数について
まず、Steam変数は特定のユーザーのSteamプロフィールに関する情報を表示する変数です。
前述の記事でもお伝えしましたが、Steam変数で表示できるユーザーは以下の条件を満たしている必要があります。
- SteamとTwitchが連携されている
- Steamのプロフィールが「公開」の設定になっている
この両方を満たさないと、Steam変数が含まれるコマンドを打っても何も表示されません。
基本的な書き方は$(steam ユーザー名)です。
また、応用として$(steam ユーザー名 “formatted string”)があります。
今回はこのformatted stringの部分についてです。
Steam変数のformatted stringについて
それでは本題に入ります。
Steam変数のformatted stringは10種類あります。
以下に項目名と内容に関する一覧を記載しておきます。
項目名 | 内容 | 表示例 |
name | 現在のプレイヤー名 | nochitamama |
realName | ユーザーの本名(設定している場合) | |
profileUrl | 公開プロフィールページへのリンク | https://steamcommunity.com/id/nochitamama/ |
lastOnline | ユーザーが最後にオンラインになっていた時刻 | undefined |
status | ユーザーの状態 | Online |
country | ユーザーの居住地 | JP |
gameId | 起動中のゲームのID(起動している場合) | 2289450 |
gameName | 起動中のゲーム名(起動している場合) | Idle Cave Mine |
gameUrl | ゲームのSteamページへのリンク | https://steamcommunity.com/app/2289450 |
gameServer | 起動中のゲームサーバーのIPとポート(対象のゲームのみ) | [no game server] |
続いて実際にSteam変数を用いてコマンドを書いて紹介します。
書き方の例
それでは実際に書いてみます。
ここでは試しに名前と起動中のゲームの表示をしてみます。
書き方は以下の通りです。
- コマンド名
!steam - メッセージ内容
$(steam nochitamama “{{name}}は{{gameName}}をプレイしています。ゲームの詳細はこちら:{{gameUrl}}”)
このコマンドを打つと次のように表示されます。
nochitamamaはIdle Cave Minerをプレイしています。ゲームの詳細はこちら:https://steamcommunity.com/app/2289450
このように””で囲まれた中にformatted stringを書くことで様々な情報を表示することができます。
最後に
今回はSteam変数で使えるformatted stringに関する話をしました。
カスタムコマンドでSteam変数を使う際にぜひ参考にしてください。
それでは別の記事でお会いしましょう。
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